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​牛糞堆肥を入れよう!

弊社では、完熟の牛糞堆肥をおすすめしております。その理由についてご紹介していきます。

土づくりに求めるものを考えていきます。

排水性や保水性に優れる。団粒構造が出来ている。保肥力がある。根圏環境が広い。

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​排水性や保水性

​一見矛盾しているように見えますが適度な水分量に保てるか?が重要です。排水性が悪いと根が呼吸できずに根腐れを起こす原因となります。

これらは団粒が出来ているかが重要になります。極端な話、小麦粉のような細かい土壌粒子であると、土が締まってしまい呼吸のできない構造になります。しかし、団粒構造が出来ていると適度に酸素が入り根にとって過ごしやすい環境になります。この団粒を作るのが微生物であり、微生物のエサである有機物を必要とします。このエサに牛糞堆肥がお勧めとなります。

保水性、排水性はゼオライトを用いることも非常に有効です。ここではそのメリットについて割愛しますが、弊社では1対1で完熟牛糞とゼオライトを入れることを勧めております

完熟牛糞堆肥は腐植が高いという特徴があります。腐植の定義は以下の通りです。

有機物のうち、まだ明確な形が残る新鮮な動植物を除いた無定形の褐色ないし黒色の有機物」腐葉土なども非常に良いものと言えます。バーク堆肥は分解に時間がかかりますので、農業においては微生物が減る原因と考えており、余りお勧めはしておりません。

腐植が多い土は微生物が多く団粒形成のスピードが格段に上がります。堆肥を入れることで柔らかいフカフカな土ができます。フカフカな土は根の張り易い土、即ち根圏環境が広い土ということです。

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