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アルギットは、北欧の海で獲れたアスコフィラムノドサムの名称です。山から流れた栄養と海のミネラルをたっぷり含んだ海藻で、比重が高く健康食品にもなっています。極寒の海にさらされた海藻は生命力が強く微生物の好物となります。

アルギット農業は海藻を主体とした肥料設計で土づくり、生育成長、生殖生長と段階に分けてそれぞれに処理を施す農法です。

少量の海藻と堆肥で多種多様な微生物群にします。 B/F値を改善し、病害虫の相対量を減らします。

菌根菌など共生菌も増え肥効を良くします。

下記内容を混合して5年かけて製造しております。

「完熟牛糞堆肥 」→ 有機の補給、腐植向上

「アルギット海藻 」→ 微生物の多様化

「ゼオライト」 → 肥効緩衝機能、保肥力CECの向上

「木炭」 → VA菌根菌の保持、リン酸肥効の向上

※堆肥は必ず完熟堆肥をご使用ください。→海藻粉末のみであれば1株当たり25円程度の投資です。

※土づくりについてのご相談は堆肥について知りたいとお伝えください。

海藻施用により根重はやや重くなり、栄養補給に必要な細根が明らかに増えていきます。根の喜ぶ土壌になっていきます。

※右図 広島県立 西条農業高校 土壌肥料学会2015年度京都大会(‘15.9)発表

1.作物の生命維持管理は根にある

2.肥効を良くする

3.地上に現れる姿は根の現れである

根づくりは窒素吸収及び消化を促すための基盤作りです。そのための発根促進には、リン酸肥効が極めて重要です。

海藻エキスにはリン酸吸収を促す植物ホルモン(サイトカイニン)が豊富です。

地下の根と地上の樹は

相似している。すなわち

根を育てることは樹を育てる

サイトカイニンは、風を感じたときに分泌する

植物ホルモンです。このホルモンとリン酸により発根が促されます。

当社では下記の商品を勧めています。

収量の増加には窒素肥料が必須となりますが、窒素の消化不良が起これば食味が低下します。

硝酸態窒素の消化は光合成により促されます。

光合成により植物ホルモン(オーキシン)が分泌され窒素が消化されます。天候が悪い日が多いと味が落ちる要因はホルモンが分泌されないことにあります。

実づくりでは、光合成が重要です。

これによりアミノ酸の生成、ショ糖の合成が促されます。糖度が高い作物は比重が大きくなります。

 

曇天の多い日本では、光合成効率の維持は難しいですが、海藻エキスの葉面散布により窒素の消化を促すことができます。

糖度と比重は比例関係がある。→ブドウ果実における比重と糖度の相関関係 著:杉浦 俊彦, 黒田 治之, 伊藤 大雄, 本條 均

海藻アルギット農業での実づくり(生殖生長)の行程では、アルカリ分を効かせることでショ糖の転流をうながし、肥大化(収量増加)食味向上につなげます。海藻のミネラルはマグネシウム、カルシウム、カリウムを始め微量要素も豊富です。

実づくりの行程では葉面散布を想定しております。リン酸はアルカリ分の肥効を良くする作用があります。

海藻アルギット農業では、作物の喜ぶ環境を追い求めた理論となっております。

難しいのは、「海藻を使用すればすべて解決」とはいかないところです。東北では、5月頃急に萎れるといった事例がありました。その理由は雪解け水によって、地下水の温度低下が急激に低下したことによる根痛みでした。

 

このような不測の事態が多々あります。また、慣れている肥料資材もあると思います。ここをベースに「今足りない部分」を補うこともできます。アルギット農業は60年の歴史がありますが、農家様と一緒に考え課題解決につなげたいと考えております。

 

弊社では、土づくりの資材から、一般的な肥料までそろえております。他社製品との組み合わせも全く問題ございません。

 

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